自律と自立を育むシンガポールの学習塾
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総合学習「エッセイを書こう~”地球の歩き方”では紹介されない(?)シンガポール~①」

総合考査お疲れさまでした、中学生の皆さん!

例年シンガポールの日本人中学校では10月と11月に連続で考査がありますので、少し忙しい期間となっておりました。

次は2月ですから、ひと息つけますね。

(でも今週帰ってくる結果次第では、お呼び出しを申し上げるかもしれませんので!)

 

さて、KOMABAでは考査が終わった直後の授業では毎回総合学習を実施しています。

今回、中学1年生の国語の授業時間内では「写真に合わせたエッセイを書く」という内容の授業をしました。

もちろんエッセイを書くための国語的な解説や表現技法など基礎的な知識の確認もしました、が・・・メインはそこではありません!

「地球の歩き方のような観光ガイドブックには載っていないような視点でシンガポールを紹介せよ。そのために外へ行って、自分の足で歩いて、普段見ないような視点で町を見て、まずは写真を自分らで撮ってこーい」

ここを楽しんでもらいたい。

だって私たち、せっかくシンガポールに住んでいるんです。

マリーナベイサンズを語るより、下町クレメンティを語ってほしい!

そんな思いで生徒たちを解き放ちましたが・・・いやー、予想以上にいい作品が生まれましたので、何回かに分けて紹介しますね!

なお数名で同じ写真を用いて、それぞれの視点でエッセイを書くようにしていますので、写真は一部重複します。

また、生徒たちには本名ではなくペンネームを考えて書かせています(こういう時は匿名にした方がテレがなくなり文章が書きやすくなります!)。

ですので、もはや私たちにもどれが誰の作品か分かりません・・・。

 

石川&依藤

 

以下、子供たちが撮影した写真とエッセイです。

二十四時間、三百六十五日、三百六十度、監視中

黒いヒトミで見守っている

照れる時がある、

まじまじ まじまじ 見られたら。

色んな位置に、みんないる

今日も、町は異常なし!

(文) メラカ・ンシ・ボボボ

キラキラした観光地のまた別の場所へ。

‘‘行ったことがあるか?’’ そして ‘‘想像したことはあるか?’’

シンガポールは、キラッキラッとしたイメージがとっても強いが、写真のような少し汚くって少し‘‘え?’’って思う場所がないわけではない。

もし、輝いてるだけの国だったら、 ‘‘めちゃすごかったねー’’で会話が終わってします。

魅力的な大都会の裏にも更にその国を印象づける街がきっとどこでもあるはず。

(文)ぱぁくそよぉん

シンガポールの中の都会、マリーナベイサンズ付近から

少し離れたクレメンティ。

そこでは歩いた所にパン屋さん、

そして歩いてまたパン屋。

また、パン屋のイメージとはうらはらに、

夜でも輝くそんざいとなっている。

現地の人からも愛されているそのパン屋たちはよいにおいをただよわせながら仕事にはげんでいる。

あなたもおきにいりのパン屋を探してみてはどうだろうか。

(文)バスガスバクハツ

俺は「ナニ人」なのだろうか。

いつもの様に俺が光だと思いながら、

能度をでかくしながら、真ん中を歩く。

真ん中を歩いているからか、沢山の言語が聞こえる。

周りはカラフルな言語でいっぱいだ。

今日は特に言語が屈折している様に、

俺を光らせる。

俺が光ってるんじゃない、周りが光らせる人だ。

ふとそう思った。

(文)Full of light ジェントルMen

上の写真を見るとシンガポール特有のスコール対策の屋根があります。

この屋根はバス停の近くにもあります。

この屋根は雨からのプロテクションです。

自分の考えではシンガポールに来たことがない人は

多分来たときでもまったく屋根のことは気づかないと思います。

そしてシンガポールで生活するとこのスコール対策の屋根のありがたみがわかります。

(文)Rker

街にポツンと黄色

あれはバナナなのか

近づいてみたら黄色いゴミ箱

何やら文字が書いてある。

だが読むことはできない

ここはシンガポールだ

このゴミ箱はここにポツンといて

この街の平和を守ってくれるはずだ

(文) ウィンのすけ

次回に続く!