今回みんなで一緒に考えた世界地図は以下の3種類。
1 国際連合による世界地図
2 宗教分布による世界地図
3 GDPによる世界地図
それぞれの学習内容について簡単に触れます。
まず最もなじみ深い色分けの国連による世界地図。
しかし世界には、国連から国として認められていない地域があります。
それはどこにあり、なぜなのでしょう?
次に宗教。
もちろん一つの国で全員が同じ宗教を信じているわけではないことは前提です。
ただ異なる色(宗教)同士が接する地域では歴史的にみて紛争が多い。
その最たるがパレスチナ問題。
なぜこの地域はこんなに長い間紛争が絶えないのでしょうか?
そして異なる宗教が同居している私たちの住むシンガポールでは??
最後がGDPでみる世界の格差。
GDPが6万ドルを超える国もあれば、500ドル以下の国もある世界とは?
私自身が青年海外協力隊でジンバブエで暮らした経験談や写真を紹介しながら、生活の格差についてみんなで考えました。
今回の授業を通して生徒たちに出した課題は作文です。
今日の学習を通して知った社会課題を解決していこうとする一つの考え方が、生徒たちももう皆が知っているSDGsです。
このSDGsから一つを選び、①身近な課題を挙げ、②世界をより良い方向に向かわせるためにあなたにできること、を書いてもらいました。