2022年3月16日の深夜、宮城と福島を中心に大きな地震があり、また2日後の昨夜には岩手でもありました。
すぐに宮城の家族や友人と連絡をとり安否確認をしましたが、皆一様に「11年前と同じくらい揺れた」と話していました。
災害の影響を受けていない僕らは、その直後は心配で心配で、ニュースにかじりついたりしますが、どうしても喉元を過ぎると「終わったこと」として判断しがちです。
しかし宮城の友人の多くが言っていたように、揺れの大きかった地域の方々はしばらく不安な毎日を過ごし続けるのだと思います。
11年前の記憶は胸に深く刻まれています。
あの3月11日も、その2日前に大きな地震がありました。
大きな余震・地震が起きないことを祈り、被災された方々が一日でも早く日常に戻れることを願っております。
さて今回の地震で一つ気づいたことがあります。
それはあれだけ大きな地震であったのに、その直後でも簡単に連絡を取れたことです。
11年前、私が宮城の実家と初めて電話で話すことができたのはその3日後でした。
いや、そもそもスマートフォンを当時の僕も親も友人も、多くが持っていませんでしたから、ひたすらつながらない国際電話をかけまくっていました。
それが今はすぐにLINEで無料通話ができ、眠っていたLINEグループが次々と安否確認の場として復活し、皆の今の状況を知ることができました。
ありがたいことです。
つながることができる安心に、改めて感謝。
もう一つ。
こちらの写真は、地震があった深夜に交わされた、私の中学校時代のグループLINEです。