今回の「私の学習歴」の担当は山本です。
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◆◆◆私の学習歴～ひとつのことを続ける大切さ～◆◆◆
今思えば、私は自分の意思をしっかりと持つということが苦手な子どもだったと思います。
自分がやりたいと思ったからやるというより、周りに流されて何かを始めることが多かったからです。
特にそれが顕著に表れているのが、幼稚園の頃から高校生までやっていた空手です。
最初の方は、道場に行くのが嫌で泣いて行きたくないと訴えているほどでした。
しかし、周りの友達や兄もやっているからと説得され、頑張って行っていたことを覚えています。
友達や空手の先生と会うのは楽しかったですが、肝心の空手自体には特に楽しさを見出すことなくやっていました。
しかし、運が良かったのもあり、中学生の時大きな大会に出場することができ、なかなか出場できない試合のため、本気で練習に取り組みました。
本気で練習をしてみると、空手の難しさと楽しさを身に沁みて感じました。
いつも何気なく行っていた練習で、どうすれば試合で勝てるのか、上手くなれるのかということを考える日々が続きました。
試合結果は芳しいものではなかったのですが、そこで感じた空手の楽しさは非常に忘れられないものでした。
私が英語を好きになったのも同じで、最初は1番と言っていいほど苦手な科目でした。
しかし、海外好きの友達の影響で、英語を学ぶ大学へ行き、続けているうちに、最初は無理やり勉強していた英語が楽しいものへと変わっていきました。
その結果、大学時代には留学に行ったり、海外インターンシップに行ったりと、自分の人生にとって非常に重要な経験をすることができました。
これらの経験から、している時は楽しくない、やりたくないと思うこともあるかと思いますが、ひとつのことを続けることでしか見えてこないこともあると学びました。
皆さんも、今は別に楽しくないなあと思いながらやっていることがあると思います。
しかし、続けることでしか見えない楽しさ、景色というものがあります。
続けていくと気がつけば自分の強みになり、好きなものになっています。
今やっていることが将来どう役立つかなんてその時になってみないとわかりません。「ああ、あの時やっておけばよかった」と後悔しないよう、今目の前のことを一生懸命続けてみてください。
山本
